問1 ..................................................................................................
文字列「oracle sql」から「Oracle Sql」を返す関数を選びなさい。
a.UPPER
b.INITCAP
c.LOWER
d.INSTR
e.SUBSTR
→回答と解説
問2 ..................................................................................................
Enterprise Managerの説明として誤っているものを選びなさい。
a.データベースの削除を行うことができる
b.Oracleデータベースのユーザーを管理できる
c.GUIによるアクセスができる
d.表領域を作成することができる
e.データベースのバックアップ・リカバリ操作ができる
f.リポジトリを使用して管理を行う
→回答と解説
問3 ..................................................................................................
EMP 表の SAL(給与)列を、以下のように表示します。指定方法として正しい
ものを1つ選びなさい。
給与が30万の場合 → \30,000
a.select to_char(sal,'L999,999') from emp;
b.select to_number(sal,'L999,999') from emp;
c.select to_char(sal,'\999,999') from emp;
d.select to_number(sal,'\999,999') from emp;
→回答と解説
問4 ..................................................................................................
データベース管理ツールのうち、「既存テンプレートを使用し、データベース
を作成することができる」ものを選びなさい。
a.Oracle Universal Installer(OUI)
b.Data Pump
c.Oracle Enterprise Manager(OEM)
d.Oracle Database Configuration Assistant(ODCA)
e.SQL*Loader
→回答と解説
問5 ..................................................................................................
SCOTTユーザへadminロールを付与する手順として正しいものを選びなさい。
1. GRANT文にてadminロールをユーザーSCOTTに付与
2. GRANT文にて必要な権限をadminロールに付与
3. CREATE ROLE文にてadminロールを作成
4. GRANT文にて必要な権限をユーザーSCOTTに付与
a. 1 - 2 - 3
b. 3 - 2 - 1
c. 1 - 4 - 3
d. 3 - 4 - 1
→回答と解説
問6 ..................................................................................................
Oracle Netを構成する際、サーバー側で使用する設定ファイルを、下記の中
から3つ選びなさい。
a.tnsnames.ora
b.client.ora
c.listener.ora
d.oraserver.ora
e.sqlnet.ora
→回答と解説
問7 ..................................................................................................
自動共有メモリー管理機能を有効にするために設定する必要のあるパラメタを、
2つ選びなさい。
a.SHARED_POOL_SIZE
b.SGA_TARGET
c.STATISTICS_LEVEL
d.SGA_MAX_SIZE
e.PGA_AGGREGATE_TARGET
→回答と解説
問8 ..................................................................................................
EMP 表の SAL列は、下記のようになっています。
SELECT文を実行すると戻される件数として正しいものを選びなさい。
SELECT sal FROM emp WHERE sal <= ALL(500,600,900);
SAL
----
400
1000
600
800
a.0
b.1
c.2
d.3
e.4
→回答と解説
問9 ..................................................................................................
副問い合わせを使用することのできる句を、下記の中から 3つ選びなさい。
a.SELECT句
b.FROM句
c.WHERE句
d.ORDER BY句
e.GROUP BY句
f.HAVING句
→回答と解説
問10 ................................................................................................
下記の選択肢のうち、Oracleのネットワークを構成する際に使用できるもの
をすべて選びなさい。
a.Oracle Net Manager
b.Connection Manager
c.Oracle Enterprise Manager
d.Network Assistant
e.Oracle Net Configuration Assistant
→回答と解説
■INITCAP関数
・各単語の最初の文字を大文字、残りの文字を小文字にして戻す
・空白または英数字以外の文字で区切られたものをひとつの単語とみなす
SQL> select initcap('oracle sql') from dual;
INITCAP('oracle sql')
---------------------
Oracle Sql
Oracle Enterprise Manager(OEM)
データベース管理を行う固有のコマンドや SQL文、PL/SQLブロックを実行
できる GUIツールです。Javaベースの OEMコンソールや管理アプリケーション
で構成され、 OEMリポジトリで情報を管理します。
※OEM標準アプリケーション
Instance Manager
:データベース起動・停止や初期化パラメタの設定
:セッション・トランザクションの管理
Schema Manager
:表・索引・ビュー等のオブジェクトを作成・保守
Security Manager
:ユーザと権限を管理
Storage Manager
:表領域やデータベースファイルを編成し、UNDOセグメントを管理
SQL Workseet
:SQL文、PL/SQL文を実行
ソフトウェア マネージャ
:Oracleソフトウェアアプリケーションの設計・配布等
リポジトリ マネージャ
:OEMリポジトリの作成・確認・消去
レプリケーション マネージャ
:Oracleが稼動しているネットワークにあるノード間のレプリケーションの管理
データベース管理用ツールとウィザード
:データベース内データの読込や再構成に使用
バックアップ管理用ツールとウィザード
:データベースバックアップ・リカバリ・修復・REDOログファイル管理
■TO_CHAR関数(数値型)-数値または日付を文字列に変換
TO_CHAR(n,fmt,nlsparams) ・n を書式モデル fmtで指定した文字型に変換
・nlsparams は小数点文字、グループ区切り文字、ローカル通貨
文字、国際通貨文字を指定し、省略すると現在のセッションの
デフォルトパラメタを使用
SQL> select to_char(1234567,'099,999.999') NN from dual;
NN
-----------
001,234,567
※書式モデル(数値書式)
9 9の数が有効桁数を表す
0 先行ゼロを戻す
$ $記号を値の前に戻す
L 通貨記号を前に戻す
カンマ(,) 指定した位置にカンマを戻す
ピリオド(.) 指定した位置にピリオドを戻す
G 指定した位置にグループ区切り文字を戻す
D 指定した位置にピリオドを戻す
各ツールは、以下のような機能を提供しています。
<Oracle Universal Installer(OUI)>
Oracleソフトウェアのインストール。
<Data Pump>
Oracleデータベースの実データとメタデータの高速移動を提供。従来のexp/imp
ユーティリティとインタフェースの似たクライアントとして、expdp/impdp コマ
ンドラインユーティリティが用意されている。
<Oracle Enterprise Manager(OEM) >
データベースの管理を行う。 OEM固有のコマンドや SQL文、PL/SQLブロックを実
行できる GUIツール。
<Oracle Database Configuration Assistant(ODCA)>
データベースの作成・管理・削除を行う。テンプレートを使用してデータベース
を作成することも可能。
・データベース作成
・データベースオプションの構成
・データベース削除
・テンプレートの管理
<SQL*Loader>
外部ファイルデータをOracleデータベースの表にロードするユーティリティ。
以下のような SQL文を実行することで、ロールの付与を行えます。
◆ロールの作成(・・・3)
CREATE ROLE ロール名 [ not identified | identified by パスワード ];
◆ロールの付与(・・・2)
GRANT ロール名 TO {ユーザ名 | ロール名 | PUBLIC} [WITH ADMIN OPTION];
◆権限付与(・・・1)
GRANT {システム権限 | ロール} TO {ユーザ | ロール | PUBLIC} [WITH ADMIN OPTION];
基本的なOracle Netの構成ファイルは以下のようになります。
<クライアント>
・tnsnames.ora
・sqlnet.ora
<サーバ>
・listener.ora
・tnsnames.ora
・[sqlnet.ora]
tnsnames.ora
:ネットサービス名(接続識別子)と接続記述子の対応付け等を指定
listener.ora
:リスナープロセスを構成
sqlnet.ora
:クライアントが使用するネーミングメソッド等を指定
自動共有メモリー管理
Oracle9iで導入された「動的 SGA」の概念に加え、Oracle10g では、Oracle
サーバー自身に SGAサイズを調節させる「自動共有メモリー管理」機能が提
供されました。自動調節できるのは以下の4つのパラメタです。
・データベースバッファキャッシュ(DB_CACHE_SIZE)
・共有プール(SHARED_POOL_SIZE)
・ラージプール(LARGE_POOL_SIZE)
・Javaプール(JAVA_POOL_SIZE)
※REDOログバッファサイズは自動調節対象外です
◆SGA_TARGET初期化パラメタ
自動共有メモリー管理機能を有効にするには、STATISTICS_LEVEL初期化パラ
メタが「TYPICAL」または「ALL」である場合に、SGA_TARGET初期化パラメタ
にて SGA合計サイズを設定する必要があります。
このメモリサイズ(SGA_TARGET)は、自動チューニングされるコンポーネン
ト(データベースバッファキャッシュ・共有プール・ラージプール・Javaプ
ール)と、手動チューニングされるコンポーネント(REDOログバッファ・KEEP
プール・RECYCLEプール・非標準ブロックバッファキャッシュ・固定SGA ・
Streamsプール)が格納できるサイズである必要があり、SGA_MAX_SIZEの値を
超えることは出来ません。
SGA_TARGETに 0より大きい値を設定している場合、MMAN(Memory Manager)プ
ロセスが起動し、自動チューニングコンポーネントのメモリサイズを自動調
整します。
問題のような WHERE句の条件は、以下のように解釈します。
=ANY (リスト) :IN と同じ
>ANY (リスト) :リストの最小値より大きい
<ANY (リスト) :リストの最大値より小さい
>ALL (リスト) :リストの最大値よりも大きい
<ALL (リスト) :リストの最小値よりも小さい
従って、「sal <= ALL(500,600,900)」は、「リスト(500,600,900)の中の
最小値「500」よりも小さいか等しい」ことから、 「sal<=500」という条
件になります。
副問合せ(サブクエリー) とは、 SQLコマンドの句で使用される問合せで、
副問合せの結果は、主問合せで使用されます。
例:
SELECT id, name FROM order
WHERE id = (SELECT id FROM customer WHERE name='SCOTT');
特徴は、
・副問合せは、括弧で囲む
・単一行条件は単一行問合せで、複数行条件は複数行副問合せに使用する
・副問合せは、 WHERE句、HAVING句、FROM句の SQL文内で使用する
各ツールには、以下のような機能があります。
Connection Manager:
クライアントとサーバの中間層として働き、クライアントからの要求を受け、
サーバに送信するルーターのような働きをする。(接続の多重化、アクセス
制御、プロトコル変換)
Oracle Net Configuration Assistant:
Oracleインストール時に、OracleユニバーサルインストーラでOracle Net環境
を構成することが可能(インストール直後に起動する)
・リスナー設定(listener.ora)
・ネーミングメソッド設定(sqlnet.ora)
・Net サービス名の設定(tnsnames.ora) etc
Oracle Net Manager:
Oracle Netの構成を GUIで利用できるツール
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